
目次
警備技術士二級
1. 資格コンセプト
- ロボダンにカメラ機能を追加し、遠隔監視や画像解析などの高度な警備運用を可能にする技術を習得。
- 三級で習得した「音声(口)」「移動(足)」「ジェスチャー(手)」に加え、「目(カメラ)」の組み込みとネットワーク接続を学ぶ。
- 警備現場・防犯活動での遠隔見守り・記録証拠化に直結するスキルを習得。
2. 到達目標
- ロボダンにカメラを搭載して映像を取得・送信できる。
- スマホ・PCからの遠隔モニタリングを可能にする。
- 映像記録の保存方法、活用方法、個人情報保護の基礎を理解。
- 実際の警備・防犯シナリオに沿って、カメラ付きロボダンを活用できる運用設計ができる。
3. 受講対象
- 警備技術士三級を取得済みの方(必須)
- 警備員、防犯設備士、地域防犯リーダー、企業の防犯担当者
- 副業や地域見守り活動に活かしたい人
4. 講座内容(2日間)
Day 1(座学+基礎実習)
- 三級内容の復習(口・足・手の連動確認)
- カメラモジュールの基礎知識
- カメラの選定
- 解像度・画角・暗所性能の違い
- 配線・組み込み実習
- カメラモジュールとロボダン制御基板の接続
- 電源管理(バッテリー容量と稼働時間)
- ネットワーク接続の基礎
- Wi-Fi設定(ローカルアクセス・クラウドアクセス)
- スマホ・PCからの映像取得
Day 2(応用実習+運用設計)
- 遠隔監視システム構築
- Webサーバ/専用アプリで映像を表示
- 遠隔操作と映像送信の同時運用
- 映像記録・保存方法
- SDカード録画
- クラウド録画
- 運用シナリオ作成
- 工事現場警備
- 学校の登下校見守り
- イベント警備
- 個人情報保護・法令順守
- 録画映像の取り扱い
- 設置場所と撮影範囲の注意点
- 実地試験
- カメラ搭載ロボダンの組立・映像送信・録画ができるか
- 運用計画のプレゼン
5. 合格要件
- カメラ搭載ロボダンの制作・動作デモ成功
- 遠隔映像送信と録画が安定して行える
- 運用シナリオの提出・発表(現場での活用方法が明確)
6. 料金設定案
- 受講料:20万円(2日間)
(機材・テキスト・認定証込)
7. 取得後の活用例
- 自宅や店舗の簡易防犯ロボットとして活用
- 工事現場での巡回・監視補助
- イベント会場の混雑・迷子確認
- 登下校時の児童見守りシステム
8. 講座提供形式
- 1日目:Zoom+送付したキットで実習
- 2日目:対面(持参したロボダンでカメラ搭載仕上げ)
- 地方参加者向け:2日間オンライン+動画提出